相談員プロフィール
中島一茂 (国分町駆け込み寺:公益社団法人日本駆け込み寺仙台支部 支部長)
1968年生まれ。埼玉県行田市出身。宮城県仙台市在住。
20代~30代の頃は、出版業界でライターおよび編集者として働いていた。
仕事の合間には、自殺防止活動、防犯パトロール、不登校・ひきこもり・発達障害などに悩む若者たちの支援、外国人に日本語を教える活動など、多数のボランティア団体で活動。高校時代の「知人の自殺を止められなかった」という苦い経験と後悔が、ボランティアの世界に入るきっかけだった。
ある時期、境界性パーソナリティ障害や自己愛性パーソナリティ障害を抱える当事者やその家族が訴える「不安定な対人関係」の悩みに深く関わり、この社会には「目に見えない悩みごと」「あまり知られていない悩みごと」「誰にも言えない困りごと」に悩み苦しんでいる人々が実は大勢いる、ということを知る。その現実に突き動かされ、20年以上続けていた出版の仕事を辞める。
2011年、以前から尊敬していた玄秀盛(日本駆け込み寺代表)に弟子入り。以後、玄の指導のもと、日本駆け込み寺の相談員として、現代社会の死角で起こっている問題やトラブルの解決・改善に取り組んでいる。
2012年、仙台市に移住し、国分町駆け込み寺(日本駆け込み寺 仙台支部)の支部長に。
東北での活動を通じ、「相談者が駆け込んでくるのを待つだけではなく、相談者がいる地域にこちらから駆け込む(訪れる)ことも必要とされている」という考えに至り、各地で「国分町駆け込み寺 出張相談会」を開いている。
小学生の息子の父親。両手の親指は「まむし指」。